結構飽きっぽいのは自他共に認めるところですけれど、また顔料インクに取り替えました。PM-3500Cでインクチェンジシステムを確立できるかどうかの検証なんですが、ま、こんな屁理屈は、自他共に認めないところだろうねぇ (^_^;)

クワッドブラックってやつを真似てみようと、新しい使用済みカラーカートリッジのインクを徹底的に70グラムになるまで抜き取り、水を注入してまた抜き取るという、アホみたいな作業を延々と繰り返し、ようやくそこそこ満足できるピュアエンプチィカートリッジが出来上がりました。
これに、3段階の濃度のグレーインクを作って充填して、モノクロ印刷をしてみようというわけです。
MCインクの黒を単純に水で薄めるだけではにじみも強くてだめでしょうから、MSDSを眺めていました。なにやら染料も少し含まれていそうな気配もあるし・・・・。

そういえばPXインクのほうには、マットブラック、フォトブラック、グレーと、純正品に3段階の濃度が用意されていることに気がつきました。
およよょ、3種類とも、色素はカーボンブラックのみです。あれ〜〜?

というのも、顔料インクってのは、固有の色、つまり、グレーならグレーの色素を使っているものだとばっかり思っていたんです。そういえば、水墨画なんかは、墨の濃さは違えども、要は墨汁だけで描いてますものね。それならば、と、方針変更です。

PM-3500CでMCインクを使うと、やたらシアンが強かったんです。ドライバのカラーバランス調整は振り切れてもなお不足。おかげでグレースケールは色が転びまくりでした。
薄いシアンを使えたら。というところまでで、頓挫していたんですが、薄めて作ってしまえばよいということですよね。

さっそく薄めてしまいました。とりあえず、シアンは3/4に、ライトシアンはそれをさらに5倍くらいに希釈してみました。結果は?

\(^o^)/


原稿はフリーのpdfファイルをこちらからいただきました。
Nikon E950 フラッシュON
中心をホワイトポイント、右下のロゴをブラックポイント
としてレベル調整。

ちょっと利口になりまして、むやみにいろんな画像を印刷して比較しても意味がないと気がつきました。
まずはカラーチャートで、CMY、RGBが出ているか、ですよね。

ドライバの設定は、

ね、結構おとなしいでしょ :-)

この結果からは、シアンはまだまだ薄められるということで、インクが増えま〜す :-)
もっとも、PXインクではマジェンタとイエローの発色がよくなったとメーカーのアナウンスがありますから、シアンは薄めなくて済むかもしれません。
顔料インクも私の個人使用レベルではインクを薄めて使えたということで、ライト系のインクを買う必要はなくなりました。
顔料インクには、他に、分散剤(界面活性剤?)であるとか、ジエチルグリコールなどが入っているんですが、薄めて使えば、一応それらも入っているってことです。ん?ジエチルグリコールはライト系以外には入っていなかったかな?

んでは、今回のレシピぃ〜〜

シアン
MCインクのシアン  24グラム
精製水             8グラム
85%グリセリン      2グラム

ライトシアン(上記シアンを元に)
精製水             シアンの4倍
85%グリセリン      水の10%

グリセリンは局方の85%濃度を使いました。
グリセリンは、インクの手触りからは、今回入れた量の倍以上は入っていそうな感じでした。
ま、液体を扱う実験ではいろんなことがあるわけで、手が黄色なのは、私が黄色人種だからで〜す。

印刷サンプルは取りあえずこちらに上げたものをご覧くださいませ。

インクを薄めるという暴挙にまで発展しました顔料インク遊び。これで一応純正品とは言えなくなったわけですから、次はやっぱりサードパーティ製のインクを使ってみなくちゃ、ですね。